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なぜ丹波の木?丹波の山はいい木が育つ
WHY? 選ばれるのには理由がある
実は強いぞ!丹波の木

丹波の木は全国的にも優良な木です。

 京都府中部と兵庫県北東部の一部、および大阪府高槻市
  の一部・大阪府豊能郡豊能町の一部に位置する丹波地域。
   丹波の気候は寒暖の差が大きく、丹波松茸や丹波黒豆な
   ど全国でも有名な農作物が有ります。
   丹波地域の気候は農作物だけではなく、木材の生育にも
   とても適していて良質な木材の産地でもあるのです。そ
   の丹波で育った丹波の木は年輪の締りがよく、強度に優
   れ、桧材は油身も多いため、艶のある美しい材と言われ
  ています。
 下図は丹波の木と温暖な地域で育った木材との強度試験の結果です。温暖な地域で育った木は急速な成長のため年輪の締り

は無く、丹波の木と比べると2割近く強度が落ちる結果が出ました。丹波材を使用することは山を守ると同時に、耐久性に富んだ住まいをご提供出来る事につながります。

強度

強さは数値が証明しています

某メーカーの国産ヒノキと密度および強度比較

上図は丹波の木と温暖な地域で育った木材との強度試験の結果です。温暖な地域で育った木は急速な成長のため年輪の締りは無く、丹波の木と比べると2 割近く強度が落ちる結果が出ました。丹波材を使用することは山を守ると同時に、耐久性に富んだ住まいをご提供出来る事につながります。

耐久性

気候風土に適した素材が一番

国産と外国産、集成材の耐久性比較実験

どんな木材を使っていても「木造住宅」ですが...

本当に地震に強い家は当初の計算書だけでは計れな
い!何十年と付き合う家だから本当のことを知って
頂き、国産杉桧とホワイトウッドの違いを見て頂き、
数十年後の我が家を考えて頂きたい。現在国内の住
宅建築で建築されている木造住宅の5割以上、建売
住宅では7割程度、柱材として使用されているのが
ホワイトウッドで、写真右端の様に水に濡れるとすぐ腐り腐敗してしまう木材です。しかしこのホワイトウッドで造った家
も国産の杉桧で造った家も同じ「木造住宅」として表記されているのが現状です。現在ホワイトウッドの集成柱等を使用している住宅メーカーはそろって「濡れなければ腐りません。」と言いますが、今後の予想しない天災等で外壁にひび割れ等が入り雨等が進入することは十分に考えられます。長く付き合っていく家で木材の材種はとても重要です。国産無垢材には神社仏閣に見られる様に、数字だけでは表せない何百年という歴史があり、さまざまな天災に耐えてきた実績があります。

左から国産桧(静岡産)、国産杉(宮崎産)、米栂(カナダ産)、ホワイトウッド(フィンランド産)(太さはいずれも105ミリ角。)この実験は、木が腐りやすい状況であえて試験を行い、どの樹種が早く腐るのかを調べたものです。(実験/LICC・リック)ホワイトウッドが完全に朽ち果ててしまったのです。国産の桧・杉は、変色はしているものの形状はしっかり残っています。米栂も、地面に近い部分は被害を受けていますが、形状までは損なわれていません。
平成17年6月15日発行「林材新聞」の記事

守る

山を守り、命を守る活動として

戦後まもなく植林された人工林が伐採の時期になっ
てきています。しかし現在、山の状況は手入れがさ
れていないため、日中でも木の下は薄暗く草木やそ
れらを食料とする生物等が生息しにくい状況になっ
ています。木を伐採すると自然破壊であると言う人
もいますが、本来日本の山は「植林」→「伐採」→
「植林」を繰り返し行うことで、自然界と良いバラ
ンスを保ってきました。
また近年地球温暖化や土砂災害、花粉症問題が深刻
な問題となってきています。木は枝打ちや間伐を行
うことで、木が大きく育ち根がしっかりと根付くこ
とで、土砂災害を防止してきました。地面に太陽の
光があたることで草木が生えて生き物が住みやすく
なることは、鳥獣被害などの防止にもつながります。
木の二酸化炭素の吸収率は樹齢30年をピークに減少するといわれており、成長した木を伐採し植林することは地球温暖化の防止、また花粉飛散の減少にもなるなど、さまざまな恩恵があります。地元国産材にこだわり、地元国産材のみを使用した家造りに取り組むこと。地元で育った木を地元で利用する"地産地消"に力を入れ、地元国産材の良さを少しでも多くの方に知っていただき、使っていくこと。結果それが山を守り地球環境をまもることとなります。

地元の木を使って家を建てることの意味。

木は家という形に姿を変えても呼吸し生き続けています。極寒の国や灼熱の国で育った木材を高温多湿の国で使用することは、木材に負担を掛け木材本来の良さを失ってしまいます。家を建てる場合、その地域の気候風土で育った木で建てることが、家や住む人にとって一番良いことと考えます。「地産地消」を促進し、山に関わる人々に利益を還元し、山を活性化することにより自然や地球環境を守ることが、子孫のために出来る事と思い取り組んでいます。

丹波の木の強い家?